リンパマッサージをやる前に
リンパ働きとは一般に管状の「リンパ管」を指します。血管のように全身に張り巡らされ、中にはリンパ液という液体がゆっくりと流れています。その成分は血液に似ています。しかし血管が栄養を運ぶという役割に対して、リンパ管は体内の大きな不要物を回収して運搬するという役割があります。リンパ管は血管の倍以上の大きさがあり、血管に入らない大きな老廃物を回収します。リンパ管の内側に弁が付いていて。回収した老廃物を逆流させない機能もあります。また老廃物は途中のリンパ節を通りフィルタにかけます。ここで使えそうな物はその場でリサイクルしたり、要らない物は運びやすい物に変換します。そしてリンパ管は心臓の太い静脈に合流し、老廃物は腎臓から排泄します。しかし血管の場合は心臓の働きによって血液が流れますが、リンパ管にはこのようなポンプがなく、筋肉の働きでリンパ液を動かしています。
■ むくみの原因はリンパ管の老廃物
長い時間たって仕事をしていると、疲れが溜まり、足がむくんでしまうことがあります。
これは重力でリンパ管に老廃物が溜まり、リンパが澱めば大きな老廃物が運搬できず細胞の周囲に溜まります。
この老廃物の中のタンパク質が水を吸って膨張するためむくむのです。
さらに老廃物が詰まると新陳代謝の機能が鈍くなり、皮膚が荒れてしまいます。
■ リンパの流れを良くして悪玉細菌を退治!!
リンパの流れが良くなると、単にむくみがなくなり肌が活性化されるだけではありません。
老廃物が含まれたリンパ液はリンパ節という場所に運ばれ、ここで有害な細菌などをリンパ球が攻撃して死滅させるのです。
リンパ液が正常に流れていればこの機能が有効に働きますが、流れが悪くなると細菌の勢力が強くなり、
免疫機能は低下して、病気にかかりやすくなります。つまりリンパの腫れた状態も免疫力が低下していることを意味します。
つまりリンパの流れを正常にしてやることは、健康のためにも大切なのです。
■ リンパマッサージのポイント
リンパの流れを良くするには、さするマッサージでキチンとリンパを流してあげましょう。
その際最大のポイントになるのがマッサージの方向です。肝心なのはリンパ節に向かってさする事です。
身体には約600個のリンパ節がありますが特に集まっているのは顔の周辺で、およそ20個のリンパ節があります。
中でも重要なのが耳のあたりとアゴにあるリンパ節です。またボディのマッサージのポイントは脇の下と足の付け根、左鎖骨です。
またこのマッサージはお風呂上がりに行えば更に効果的です。
身体が温まってリラックスしている状態ではリンパ管の流れがよりスムーズになります。
皮膚の表面を優しくさするだけでむくみや肌荒れの改善。また夏バテや風邪の予防にも有効です。
正しいリンパマッサージで美容と健康を維持しましょう。
■ リンパマッサージの方法
左側は左頚椎1番・右側は右頚椎1番が刺激ポイントです。
耳の下部を人差し指で触れ、そのまま後方へ指をずらすと、2cmぐらいの所で丸い頭の骨に触れます。
1.耳の下部を人差し指で触れます
2.そのまま後方へずらすと、2センチぐらいの所で骨に触れます。
この骨は側頭骨の乳様突起といいます。
3.乳様突起の直下、あるいは少し前あたりを、少し強く押すと固いものに触れます。
頚椎1番の横突起といいます。
4.この部分を少し後上から前方下方向に引き下げます。(正確には下前方(15度)方向です。)
この時、顔を少し右に回転するようにします。
右手は軽く右顎にあて、支えます。胸を押して痛くない程度の強さで行います。
■ リンパマッサージ【動画】
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